サラワク生活

マレーシア サラワク州10周年な日常生活を綴っていきます

マレーシアの中国語(華語)

お久しぶりです。納豆ラーメンです。

貧血から熱中症で、散髪に行った際に、熱失神から死にそうになってしまいまして、通常モードに移ったのは今日からです。

その件はまた次回にして、今回は中国語について。


マレーシア、サラワク州は一世代前「華語(台湾)」を学校で習っていました。今では、大陸標準の簡体字と中国語ですが、親世代が一昔前の台湾標準なので、両方の区別が出来る若者もいます。


私は嫁いでから耳で聞いて華語を習得したので、日本人感覚の中国語基準から離れています😅


例えば「血」の発音は、大陸の中国語ですと前後に来る語によって発音が変わる「多音字」ですが、マレーシアでは「xue (三声)」一本です。


多民族国家なので、すべての言語のボキャブラリーをごちゃ混ぜにして話すのが普通です。


例:「あそこのロティ(roti)美味しいよ。」rotiとはマレー語でパンの事。

「あのお医者さんパンダイ(pandai)だよ。」こちらもマレー語、すごいとか頭がいいと言う意味。


では、商売のうまい中華系だけが、顧客獲得のために言語力を伸ばしたかと言うと、そうではなく、マレー人やイバン人が福州語や福建語を混ぜたりもします。


例:「ミンタイ ピン 下さい」ミンタイとは福州語で安いお茶の事、ピンとは同じく福州語で冷たいと言う意味。

「うちのパンケンは三つ。大きくないけどね。」パンケンとは福建語で部屋の意味。ですが、この福建語は一部のイバン語と化しています。


こんなごちゃ混ぜカルチャーが、死ぬほど好きな納豆ラーメンなのでした。