サラワク生活

マレーシア サラワク州10周年な日常生活を綴っていきます

中華系学校にイスラム教の授業?!

ご無沙汰してます、納豆ラーメンです😸

昨日から4日間のスクールホリデーです。

昨日はイスラム暦新年だそうですが、断食明けの方が盛大です。

今年はコロナの為、一週間の休みが4日間に短縮😖

先生方も泣いているかも。


さて、娘の学校はチャイニーズ系なので中国語で授業をしています。

従って、中華系の子どもが大多数で、他に子供に中国語を学ばせたいイバン族やマレー系の親がわざわざ子どもをチャイニーズ系に入学させることも有ります。


娘のクラスは20人(少ない😲私の頃は40人寿司詰めクラスだった。)。

一人はイバンのお子さん、もう一人はカジャマンのお父さんとチャイニーズのお母さんの子ども、そして今年サバ州から一人転校生。


この休み明けからの授業表が上のものです。(英語とマレー語ごちゃ混ぜ、いかにもマレーシア)

そこに突如、「PI(イスラム教教育),とPM(道徳)」の同時進行の時間割りが出現!😱


何故?

先生に聞くと、クラスにマレーの子が居るので、教育委員会がイスラム教の授業をマレーの子に受けさせるために派遣する、とのこと。


マレー?いたっけ?

そう、クラスの子は誰もヒジャブ(頭にかぶる女性用スカーフ)をしていない😑


ふと、娘のクラスメートの名前がチャイニーズの名前なのに

「Binti」が着いていたと思い出しました。

Binは男の子、Bintiは女の子について

「@@さんの子の###」(### Bin @@)となります。


そう、一部のチャイニーズは父親母親共にチャイニーズなのに名前はイスラムなのです。

というのも、マレー族のマレーシア人はファーストクラス国民なので、

土地の購入や、政府の福利、はたまた事業入札時の好待遇など着いてくる特権階級。

そこで、この為にわざわざイスラム教に改宗するチャイニーズもいるわけです。

そして、一度イスラム教に改宗したら、配偶者も子供も孫も、そのまた下の世代も、延々とイスラム教に改宗されて、イスラム教から他の宗教に変えると死罪です。


そういう訳で、みためバリバリ中華系でもイスラム教徒がいるのです。


クラスに一人だけのマレー。

マイノリティーでも政府はきちんとイスラム教の教育をするんですね。

すごいなぁ、と思った納豆ラーメンでした。