サラワク生活

マレーシア サラワク州10周年な日常生活を綴っていきます

未知の食物

お久しぶりです、納豆ラーメンです。


いきなりの食べかけ画像!😱

失礼しました🙇

でも、よーく見て下さい。

「それがどうした?ただのエビと野菜の炒め物だろ!」

いえいえ、野菜ではなく、ジャングルナッツです。

一年に一度雨季に出回る物です。

食べたら、食感はアーモンドを炒め煮した感じ、歯応えはカシューナッツを中華炒めしたものです。

美味しくって完食してしまいました。

義理のお姉さんに名前を聞いたら「それが知らないのよねー。食べ方は知っているんだけど.(笑)」

お決まりのパターン!けっこうサラワク人に多いリアクション😆

確かに、スーパーでは売っていないので、名前も解らずじまい。


そこは、主人が糖尿病の納豆ラーメンの出番!

インターネットがあるじゃないか!

ググれば出てくるだろう!


しかし、栄養素については見る限り、何も研究されていません。

ちなみに、名前はブア エンピッ(buah empit) とイバン人の友人は言っていました。

植物学的にはpentaspadon motleyiと言うそうです。

ちなみに、日本語では何の資料も出てきません。

私は英語とイバン語で見ました。

マレーシア、インドネシア、ソロモン諸島、パプアニューギニアなどに生えているようです。


ジャングルの恵みは生命力に富んでいて、疲労回復などにも効くそうです。

私も、大大大好きです。

こう言うときに、イバン人やビダユ人やカヤン人、ケニャ人等原住民族の友人がいると、色々なジャングルフルーツやジャングルプラント(食べられる物)を教えてもらえます。


以前にミリのランビールヒル公園(国立公園みたいなところ)で日本人の研究員に会いましたが、この研究もされているのでしょうか。

栄養素はどうなんでしょう?


昔、イバン人の友達に教えてもらって食べたブア クパヤン(ブアというのは"実"という意味)は、主人がリサーチしたところ糖尿病患者にうってつけの栄養豊富な実でした。

ただ、そのままでは毒を含むので、毒抜きをします。苦味が抜けたらオーケー!

これは栗のような食感でした。


ジャングルの恵みは有り難いです。

でも、森林伐採や開発でジャングルも狭くなっています。

新しい世代はこう言うジャングルの恵みを知らず、防腐剤、着色料、ホルモン注射等を含んだ食品ばかり食べて育つのか、と思うと、なんか悲しいですね。

便利さと引き換えに失う物は大きい。


そして、またドリアンを買い漁りに行きたいと思っている納豆ラーメンなのでした。