サラワク生活

マレーシア サラワク州10周年な日常生活を綴っていきます

人類とは親戚同士(福州編)

ジャーン、美味しそうなスープヌードル!

こんばんは、納豆ラーメンです。


さてさて、この麺が今日のお題。

さて、何の麺でしょう?🤔


ヒント、今日、納豆ラーメンが昼御飯に無性に食べたくなった日本食。

「う、邪道な!フォークで素麺を食べるとは😡!」

はい、邪道です😅スプーンとフォークが主流の食事作法なので😅😅

箸もありますが、木製だとカビやすくて、高温多湿の気候には管理しづらい日本の箸。


答え:素麺。


日本では冷麺ですが、こちらの素麺は温かいスタイルです。

どんなに飢え死にしそうになっても絶対に冷たい麺は食べない福州人。

ちなみに、同じ素麺の発音をすると、彼等は「寿麺」と理解してくれます。

上の写真の麺は「寿麺」もしくは「麺せん(浅のさんずいを糸へんにした字)」と言われて、おめでたい時に振る舞われる福州名物。

赤い色はめでたい、縁起が良い色として好まれています。

この赤色は福州のお酒(米)が赤色の米を使う為、このいろです。

手作りして売っている福州人は多いです。

客家は同じ米の酒でも黄色っぽい色の酒を作ります。


そして、出産した後はこのお酒を一ヶ月は毎日のように摂取しなければならない掟!

産後は体が衰弱しやすく 、体が冷えやすい為らしいです。

そう、中華系は伝統の掟が色々有ります。

医食同源の知恵なのでしょう、体を暖める物を積極的にとること、また一ヶ月髪の毛を洗ってはいけない、体を洗うときには、産後の婦人が使うため特別に配合されたハーブを煮出した物を使って洗う、等々、カルチャーショックならぬカルチャーストレスになった納豆ラーメン。


でも、この麺は好きです😁

素麺で通じるし。


しかも、福州語は少し日本語に似ていて、「お願いできますか?」と言うのを

「ウニガイモ?」と言い。(福州語は鼻濁音が多く、韓国人日本人が聞くと、10人中10人が「喧嘩を吹っ掛けて怒鳴りあっている」と誤解する)

「良いですよ。(承諾)」は「ウニガイ」

「駄目です。」は「モニガイ」と言います。


福州人は投資する勇気のある人が多いのが特色です。


そんな彼等とどことなく似ている(似てる?え、似てへん?江戸っ子の勢いみたいだ)日本人だよなー、と思う納豆ラーメンでした😸